こめかみにボコっとしたものがあり、膿が溜まっているだけだろうと思い３年間くらい放置していたものを念の為と思って病院に行ってみたのが７年前。耳下腺腫瘍との診断でした。お薬で治るものではなく手術が必要とのこと。手術したくないなぁとどうしようと悩んでいたところに、当時助産院で出産していた妹からたまご堂を紹介されたのが出会いでした。

予約をいれて初回を待つ間に妊娠していました。なかなかできずに待ち望んでいた妊娠だったので嬉しくって、手術するかどうかは出産してそのあと考えようと安易に考えていました。杉山先生にお会いして、ここに来たはじめの理由と妊娠したことをお話しました。ところが次の予約日を待つ間に繋留流産してしまったのです。とても悲しい想いをしましたが、腫瘍を治してねというメッセージだと受け止め、改めて腫瘍に向き合うことにしました。

たまご堂に通い、なんとか奇跡がおこらないかと思っていましたが、腫瘍を時間をかけてじっくり治すということに、すでに高齢出産となるわたしには時間がなかったのです。結局手術を受けることにしました。手術の後、入院中はなんともなかった傷口が家に帰ってくるととても痛むのです。ちょうどたまご堂に行く日だったのが、幸いでした。

杉山先生にいろいろお話を聞いていただき、施術を受けるうちに痛みがスーっと和らいでいくのを感じました。

そのときテルミーの力と杉山先生のお人柄の素晴らしさを改めて実感しました。

そして再度妊娠することが可能になると、施術の継続が功を奏したのかすぐに妊娠することができました。妊娠中もたまご堂に通い、妊婦生活は順調で通常通り通勤していましたが、頸管長が短めだという検診の結果を杉山先生にお話ししたら、頸管長の意味を説明してくださって、早めに再診した方がいいかもしれないというアドバイスを聞いて、次の検診まで間があったのを繰り上げ、31週で検診。その場で切迫早産のため緊急入院することになってしまいました。

なんの自覚もなかったものですから驚きましたが、とにかく36週まで病院で安静にとのことでした。楽しみにしていた産休も入院で台無しとなってしまいましたが、無事出産することができました。産後すぐに豊島産婦人科に杉山先生に来ていただき、病院で施術してもらいました。その気持ちよかったこと。

出産の喜びとテルミーの香り、杉山先生に久しぶりにお会いできてお話できたこと、今でもよく覚えています。それからというもの子どもになにかあれば、すぐに杉山先生に相談し、その症状にあったテルミーのかけ方を教わりました。

杉山先生の存在、テルミーを自分の子どもにかけてあげられるということの安心でゆったりと子育てできていた気がします。５歳になった今もお腹の中にいるうちからテルミーをかけ続けているので本当に元気。

小さなころは心配で一応病院に行ったりしましたが、お薬を飲まなくてもテルミーで十分治ることがわかり今ではほとんど行きません。虫に刺されても、怪我をしても、鼻が詰まっても、咳が出ても、お腹が痛くてもすべてテルミー。子どものためにも自分のためにもテルミーは欠かせません。

たまご堂との出会いが人生を変えたと言っても過言ではないかと思います。杉山先生、ありがとうございます。