動くお灸【テルミー療法】

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テルミー療法とは

正式名称は、イトオテルミー。

2本の金属の棒状のサックの中に、漢方薬でできた少し太めのお線香に火をつけて入れます。

その器具で、全身をマッサージしたり体の冷えた部分に優しく穏やかな熱を入れ、血液やリンパの流れを促し、自然治癒力を高める温熱刺激療法です。

いわば、動くお灸のようなもの。

病気の予防、疲労回復、健康増進にすぐれた国産の民間療法で、90年の歴史があります。 副作用がなく、医薬品との併用もさしつかえないので妊婦さんや赤ちゃん、お年寄りや難病の方まで誰にでも安心して受けることができます。

◉中にいれるお線香

テルミー線といいます。(画像参照。)

お線香といっても、香りを味わう普通のお線香とは大違い。

お灸と同じ「もぐさ」を主成分とし、数種の生薬(漢方薬)からつくられたお線香で、お薬に近いようなもの。

なので、イトオテルミー療法の「命」といっていいでしょう。点火されて出る煙が、皮膚やお鼻から入ることで薬理作用が働き、また、その熱と器具のマッサージによる圧が心地よい刺激を与えます。

熱源からの遠赤外線効果もみこまれ、こうした複数の作用があいまって、受けた方に心地よいばかりでなく、体によい作用をもたらします。

◉テルミー療法につかう器具 その1

冷温器といい、医療器具(医療器具承認番20600BZZ00243)として認められています。

形は、万年筆くらいの金属製の器具で、外側の管に内側の管を入れて使います。

この2本の棒状の器具を1対として使います。

なぜかというと、2本の棒が皮膚の凸凹とした表面をスライドし摩擦しますので、変化に富んだ刺激が入ります。

1本で使うのは、赤ちゃんやお口の中などまれなケースなんです。

​この2本のスティックを握り持ちして、皮膚表面をなでこすります。

◉テルミー療法に使う器具 その2

スコープ:テルミー線を5本装着し、薬理作用のあるテルミー線の煙で患部をあぶる道具です。

湿疹やジクジクした浸出液の出ているところや怪我で血液がだらだら出ているところ、会陰など、直接冷温器で触れえない患部をケアする時、捻挫などで摩擦すると痛い患部でも、スコープであぶることで治癒を早めます。

セルフケアでは、手の届かない背中や肩などのケアに最適です。

たまご堂では、鍼灸療法の棒灸の代わりにスコープを代用することもあります。棒灸よりも広範囲をじんわり温めるのにすぐれていて、任脈督脈療法での棒灸の役割をスコープですることもあります。

​また、妊婦さんには必須の療法として、下燻蒸を必ずといっていいほどおすすめしますが、その際にもスコープを使います。いわばテルミー版のよもぎ蒸しですから、お産に際しての出血も少なく、傷の治りも早く、会陰から直に温めますので、安産のみかたです。助産師さんに喜ばれる所以です。

詳細は、たまご堂療術所のHPをご覧ください。

*鍼灸の治療費は医療費控除の対象になります。
(注1)元気な赤ちゃんは、ママのおまけでテルミーをおかけいたします。
(注2)施術メニューにより、料金を変えることはしておりません。
体つくりにはある程度の施術回数が必要ですが、特に時期を選べない10ヶ月で体をつくり上げる妊婦さんの利用を前提に低額に抑えております。
妊婦さんに限らずどの方も、妊婦料金を基本にした施術価格となっております。
産後の方も、パパも祖父母の方々も同価格。
低価格を維持するため一人治療院の省力化体制で運営しており、その分さまざま患者さまにもセルフサービスをお願いする側面もございます。
ご理解いただければ幸いです。